旅行は経費として計上できるの？

Tweet

Pocket

“

旅行が経費として認められる場合

旅行は会社の経営者だけでなく、個人事業主でも経費として計上することができます。

しかし、すべての旅行が経費として認められるわけではありません。

どのような経費でも事業に関わっているものというのが前提となっていますので、この部分に該当しているかしていないかで判断が分かれます。

事業に関係がある旅行であれば、経費として計上して大丈夫です。

プライベートで旅行をする場合、事業とは一切関係ありませんので、経費として計上することはできません。

事業に関係しているかどうかは、自己判断ではなく、何か証拠となるものを用意しておくことが大切です。

経費にしやすい旅行の種類

旅行にもさまざまな種類がありますよね。

経費のしやすい旅行は研修旅行、視察旅行、慰安目的の社員旅行が挙げられるのではないでしょうか。

今後、何かしらの事業でその地域に関係してきますので、視察するために旅行したという感じであれば、事業に絡めることができますよね。

また、慰安目的の社員旅行の場合、従業員の士気を高める、親睦を深めるなどの効果が期待できますので、経費にすることができます。

しかし、あまりにも豪華すぎたりすると、経費として認められない可能性もありますので、その辺りも考慮しなければいけないでしょう。

旅行が経費として計上するときの注意点

旅行が経費として計上することができるとなると、プライベートで旅行をするときも経費を計上できないか悪知恵が働いてしまうことがありますよね。

これは絶対にしてはいけません。

プライベートで旅行をするのに、事業を絡めているように見せかけると、仮装隠ぺい行為になってしまいます。

税務調査で発覚すると、重加算税という重いペナルティが課せられることになるでしょう。

旅行によっては、どちらか曖昧だというケースもあります。

自己判断をせず、税理士に相談し、この旅行は経費として計上することができるのか質問してから判断するようにしましょう。

Tweet

Pocket

この記事の監修者

税理士　佐藤 修(サトウ　オサム)

社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士

経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門 お役立ちコラムの運用を行う。